Maybe there’s no who is perfect

ELLEGARDEN「ELEVEN FIRE CRACKERS」
とうとう発売されましたね、発売延期にしてまで納得いくカタチで出したかったこのALBUM。
前作はPOPとパンクが絶妙に融合しながらメロディック、まさにジャンルを超越した
「音楽の本質」を指南した作品だったと思います。
実際、彼等の音楽が「Jラウド/パンク」にジャンル分けされていても、
細美さんの作る詞世界や アガっていける音作りは
幅広い世代に受け入れられた。(これは売り場に立っていて感じたことです)
でも、それはある意味違う土俵に上げられたってことで。
この作品を聴いたら、そんなことELLEはみんなわかっていたんだなぁ、と思いました。

売り場に立つ身としては、確かにたくさん売れて欲しいけど 決してそれだけじゃなくて。
奇跡みたいな出会いがあるといいなぁ、
購入層が増えるっていうのは
ある意味「消耗品」になっちゃうリスクもあって。
それでも、固定観念や先入観に囚われて
その場から動けなくなってしまったひとたちを
動かすチカラを、いまのELLEは鳴らしてくれるよ。


愛でも、音楽でも仕事でも趣味でも
そこに命が注がれていれば、真剣に向き合っていけたら、
必ず誰かの糧になれると信じています。
本気でやるって、そういうことでしょ。


頭がカタイし、柔軟性も統率力ない。
そんな自分がほんとにウンザリなんだけど、
手なんか抜いて生きてないよ。
不器用でも、わたしの信じるままに生きていこう。

「ELEVEN FIRE CRACKERS」
そんなことを思わせてくれるALBUM。