音楽が「消耗される」ということ。

これは、その音楽が生き続けるのに必要不可欠です。
売れる、ということに必ずついてくるリスクではありますが、新しい出会いの可能性も多く秘めている。
そんなわたしも、昔はタイアップ云々でにわかファンが増えるとか
ちっちゃいことを思ったもんです。
でもさ、でもさ
頻繁にライブに通う環境や、日常 常に音楽と触れ合う生活にあるひとは、そういう出会いは必然として早くやってくることが多いけど。
チケの買い方すらわからない人達のなかにも、その音楽と引き合うことはあるですよ。
媒体はTVや雑誌くらいしか、音楽に出会うチャンスを持たない眠っているリスナー。
その中の1割でも2割でも、
「この曲は何を言いたいんだろう?自分のどこにこの曲が届いてるんだろ?」
そのうたと、向き合えたらなんか いいじゃない。

そうやって、音楽を続けていけるバンドさんは
自分達の本意気まで踏み込んでこない残りの8割強(例えばの数字)に
支えられているのも事実であります。