受け入れられないものを変える力を頂戴

宇多田ヒカルUTADA UNITED 2006」絶賛発売中。

1stALBUMでは社会現象と思えるほど、幅広い購買層に驚かされた。
のちのリリースも安定した実績を持ち、
CDを買ってなくて、歌詞は適当としても(笑)
彼女の歌を口ずさめるひとは多いと思います。
独特の唄い方、喉を痛めるんじゃないか?っていうくらいファルセットを多用。
常に字余り、国語的な文法なんて無視、洋楽みたいなコトバの乗せ方以外にも
彼女の楽曲は、本当に音楽の神様に選ばれたとしか
思えないときがある。

さいたまスーパーアリーナ
モー娘。やジャニーズがよくライブをやってますよね、めっちゃ大きい!

しかし、スゴイんだこれが。
旦那様や周りのスタッフもあってのことでしょうが
宇多田ヒカル」の演出力が半端ない。
そりゃお金をかければ
巨大スクリーンや海外アーティストをバックに、衣装を煌びやかに
まぁ色々出来ます。
でもね、そのセレクトのひとつひとつが
完璧としか言いようがない。


特に「誰かの願いが叶うころ」で
巨大モニターに戦争の模様が映し出されたのは衝撃的でした。
これをあの会場で見て
彼女の歌を聴いたファンは
どんな気持ちを家に持ち帰ったんだろうなー…って。

彼女がつくる歌の大半は、わたしにとっては
散文のようで
前後に繋がらない言葉に意味を求めたりするのが難しい。
イメージで追えても
そこにその言葉のチョイスかい!?
でもそれこそがまさしく彼女のオリジナル
繋がりなんか超越した
素敵なフレーズが隠されていたりします。


このあいだココロの中で呟いたことば
うまく言葉にできないもどかしい気持ち
そんな煮詰まっちゃってどうしたの?
うまい具合に懐にスッともぐり込んできます。


とりあえず何ヶ所かで泣きました、単純!(笑)