守れない約束

メーカーから指定される「解禁日」
誰かに教えてもらったわけじゃなのですが、多くに見られるのは
・アルバム収録からの先行シングルがある場合
・映画やドラマ,CMタイアップを受けての場合
なんかがあります。
その他にもアーティストの意向や、レーベルの都合なんかもあるんだろうけど
ぶっちゃけ小売店の「いち売り子」としては
その音源や映像を一番待ってるのは、彼等の作品を楽しみにしている人たちやん。
なのに、なんで出し惜しみしなきゃいかんのか?がわからん。
先行シングルだって、その作品に充分な魅力があれば
アルバムまで待とう…なんてならないじゃん。
タイアップは別の企業が絡むから、レーベル+所属事務所+バンドの意志が反映されないのもしょうがないかな?と思うけど。


けっこう前の出来事。
店頭で新譜告知を任されているわたしは、普段は気にする「解禁日」をウッカリ飛ばしてしまったことがあります。
そしたら、わたしの住む地域担当の本部からチェック入ってしまって。
とくにタイアップに関しても詠ってなかったし
何よりその音源のリリースは、喜ぶひとが多いだろうなぁって思って先走り
解禁日チェックを忘れてしまったのですよ。

その後、店長と本部のひとのやりとりを見る機会があって。
「解禁日を守れなかったスタッフが悪いのは承知の上ですが
解禁日を設けるのであれば、どういう理由でダメなのかまでこっち側に情報をくれないだろうか?
彼女は、今回のリリースを知って{これすごいですよねー!どんな動きするのかなぁ?}
と興奮していました。
わたしはこういうスタッフを誇りに思います。」

ちょっと言葉がなかった。
うれしい気持ちと、申し訳ない気持ち。
本部のひともウチの新譜告知には一目置いてくれていて、そのぶん考慮してくれるとのことでした。
だからそれからは、店長にも迷惑かけないように
店内告知には必要以上に気を配ってきました。
その思いはこんなつたないブログにも一応反映されてて、
知ってても書いてないことも幾つかあります。


でも、BUMPに関してはごめん、無理でした!
中途半端に流出するくらいなら、ほんとのことを言うよ!!

あーダメなわたしだぁ(苦笑)