ELLEGARDEN「Doggy Bags」

JAPANでもみかけた「ハコはもう無理なんじゃないか?」という話題がこのなかでも語られていて。
それは多分、彼等を守るスタッフ側やライブハウス関係者、そしてELLEの音楽にわたしたちと同じように惹かれた業界の人達。
すべてが「彼等を守る為」の発言だったのか?とはじめて思った。
細美さんは「ダイブ擁護派」ではないといくら公言していても、ライブのなかではわたしたちが居るスタンディングスペースを
わたしたちを信用して飛んだり跳ねたり、自分なりに音楽を楽しむ自由をくれる。
そこに「責任」が伴うこともキッチリ言いながら。

…小ハコでやってるうちはこっち側もダイブやモッシュの対処もうまくかわせる。
現在となってはハコがでかくなってるにも関わらず、ELLEのライブは尋常ではないアガりっぷりで、ダイブは更に加熱していく。
これだけ名前と実売を上げて、プラチナチケット化していくライブ…
ライブ慣れしてない客の比率もどんどんあがっていく。

起きるか起きないかわからない「事故」
その責任をいくらオーディエンスが負ったところで、メディアが責めるのは主催者・企画・製作者であり、結果追い込まれるのはバンドだ。
何より、一番自分を責めるのは細美さんなんだろうな。