それぞれのかたち

mink-oil45g2006-10-18

レミオの「スタンドバイミー」のLIVE ver.のPV見てびっくり。
なんていうか、GLAYのライブ?みたいな。
屋外であれだけの規模になると、あの手の動きはしょうがないのかなぁ?

拳を上げるのは良くて
両手を上げて左右に振ったり、前に出すあの行為がどうも苦手なのはなんでだろう?
スムルのライブでも曲に合わせて似たような振りあてがあるけど、
アレがOKなのがまた、自分の中で軽い矛盾を感じる。
BUMPのライブに行きはじめたころ、
あの独特の空気のなか
小さいハコのみんなが、拳を振り上げていた。

「ここでおれも(わたしも)おおいに生きているんだ!」って
まさに客もライブを作る担い手のひとりなんだ、と至極実感したのを覚えてます。

昔、藤君はライブで
「お前等すっげーいい顔してるよ、明日からもその顏でやれるはずだろう?」
こんな感じのことを言ってました。


現実に失望しながら、死んだように生きてくれるな
もっと自分に誇りを持て
輝けるかどうかは、自分次第だけど
それでも、ここでこんなにお前等は生きてるじゃねえか
だから明日、職場や学校に行っても
そんな顏でいて欲しいんだ。


言葉は全然違いますよ、でもニュアンスはこんな意味に受け取った。
当時の藤君はよく喋ったんだよね。

わたしはここで生きてるんだ!
そう思えたから拳を上げ続けてきた。
BUMP以外のライブもそれは同じで。


あのミーハーちっくなオーディエンスも
気持ちは一緒なのかもしれませんね。